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『それでもボクはやってない』

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ある青年が通勤電車の車内で痴漢に間違われ、
その後1年にわたる裁判を経験していく姿を通して、
日本の刑事裁判制度の問題点を明らかにする
“とことん社会派”な作品(公式HPより)


無罪≠無罪。
これが本当にこの国の司法の現実なら、
なんてコワいこと。
この映画では「痴漢行為」という、
日常の生活の中で起こりうる冤罪を取り上げているが、
果たして、それ以外の犯罪行為ではどうなんだろう。



「冤罪」に屈しない「被告人」(だって、やっていないのだから)と、
それを支える人々が求め続ける「真実」。
そして、それを市民である彼ら自身が自ら立証することで、
この裁判に立ち向かっていく。

11年ぶりにメガホンを取った周防監督が、
3年以上の取材を経て作り上げたというこの映画。
確かに以前の作品とは毛色が違うけれど、
ほとんどが法廷シーンでありながら、
143分の長丁場をぐいぐいひっぱり一気に観せる、
やはりエンタな監督なんだろうと思う。
リアルを追求したとはいえ、やっぱりこれは映画なのだ。

私は「台詞を言ってないっぽい」お芝居をする役者さんに惹かれるので、
(いまやメジャーになりつつあるけど)加瀬 亮くんの起用は、
正解だったんじゃないかな。

あと数年で導入が決まっているというのに、
お上がなかなか親切に解説してくれない裁判員制度を前に、
「日本の裁判の現況」に対して、こんな一石を投じる映画がある。
しかし、それはまた、ネームバリューのある監督だから出来たことなのか、とも。

女性の立場からして、痴漢は許せん。絶対に。
卑劣で理不尽で、こっちからしたら死刑相当。
そのくらい許せん行為なのだ。

この映画を観て、女性が被害に対して声をあげることを、
躊躇しないでほしいとも思い、
だからこそ、この国のしくみの矛盾点が、
国民の参加によって改善されるのならば、それはいいことなんだけど。

問題提起な一本でした。
映画館で観られてよかった。


2007.1.31 平塚シネプレックスにて
私的☆印  ★★★☆☆

2007年公開作品
公式サイト
【監督】 周防正行
【キャスト】 加瀬 亮 役所広司 瀬戸朝香
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by satsukiloves | 2007-01-31 01:00 | サ行

『大奥』

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母にせがまれて劇場にお供して参りました。
いや、西島くん観たかったし。

衣装が絢爛豪華でした。
杉田かおるがとてもよかったです。
スキャンダル撒いてないで、
女優業に専念していただきたい、ぜひ。
仲間ちゃんは若いのでもちろんですが、
うるさ方を演じる女優陣の中では、高島礼子さんのアップが美しかったです。

でも、2時間ドラマでもよかったんじゃないの?

絵島(江島)生島事件は、歌舞伎や映画でも、
幾度も取り上げられた題材だそうで、
若かりし頃、その映画を観た記憶があるという母曰く、
「仲間ちゃんじゃ若すぎてきれいすぎる」とのことでした。


2007.1.12 海老名ヴァージンシネマズにて
私的☆印  ★☆☆☆☆

2006年公開作品
公式サイト
【監督】 林 徹
【キャスト】 仲間由紀絵 西島秀俊 井川 遙 及川光博 
        杉田かおる 高島礼子 松下由紀 浅野ゆう子
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by satsukiloves | 2007-01-12 01:00 | ア行