『ウインター・ソング』

d0107263_16213131.jpgウィンター・ソング

かつて、愛し合ったふたり、
映画監督を夢見る林見東と、女優を夢見る孫納。
しかし、女優への夢を叶えるため孫納は見東の元を去ってしまう。
見東がそれでも彼女を思い続けて10年、
俳優となった見東と孫納は、
ミュージカル映画の共演者として再会する。
ふたりは、劇中で演じる男女に自分たちを重ね合わせ始めるが、
一方では、孫納の現在の恋人、監督の聶文が、
彼女の気持ちが自分から離れるのを恐れていた。



人には、目の保養といふものが必要なのですよ。
ということで、久々に借りたのはこれ。

はあ、なんて目なんでしょう。「アジアの黒曜石」。
ため息ですねぇ、武くん。
三十路を過ぎてもなおみめ麗しい。
しかも、歌声まで聴けるわけですし、
サラ髪にメガネにジャージ姿も観られちゃうわけですし。

10年前の若きシーンと、大人になった現在の姿を、
見事に演じ分けてましたね。
お芝居が深くなった気がして、
良い感じに年齢を重ねてるんだろうなと。
昔、涙を流す芝居はしない的発言をしておられましたが、
今作でハラハラと流す涙にはぐっときますよ、そりゃ。

さすがピーター・チャン監督、
ツボははずさないんだけどね。
物語はありがちでも、その展開は斬新な気がしましたが、
てんこ盛り過ぎた感がしたのと、多用されている音楽がほとんど耳に残らないのが残念。
こんなことならディックを使いなさい。DICK LEEを。
香港映画屈指の名作『ラブ・ソング』 を超えるラブ・ストーリーください、監督。
と、香港映画には矛盾を言ってみる私。

でさ、なんだよなんだよ、言ってくれよ。
『歌神』ジャッキー・チュン(チェンじゃないよ、張 學友だよ)がスクリーンで歌うだなんてさ~。
しかも重要な役どころじゃないですか!
でさ、エリック・ツァンも出てるんじゃん。
これは這ってでも劇場に行くべきだったかとがっくり。

物語の作りを考えても、宣伝をもっと考えてほしかったなぁ。
劇場で「イメージと違った!」って方も多かったのでは?
香港映画ファンは健在だってこと忘れないでちょうだい。

ともあれ、クレジットにはクリストファー・ドイルの名前も発見して、
このところ韓流とかに押されている香港(中国)映画、もっと観たいよ~。
との想いを強くした私なのでした。

あ?また女優さんについて何も触れてませんね。こりゃまた失礼。


2007.4.16 DVDにて
私的☆印  ★★★☆☆

2005年/香港
公式サイト
【監督】 ピーター・チャン
【キャスト】 金城武 ジョウ・シュン ジャッキー・チュン チ・ジニ
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by satsukiloves | 2007-04-16 01:00 | ア行


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