『ミリオンダラーベイビー』

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ミリオンダラー・ベイビー

老トレーナー、フランキーは、長年の付き合いであるスクラップと、
昔ながらのジムでボクサーを育成している。
ある日、有望なボクサーを手放したばかりのフランキーの前に、
女性ボクサー、マギーが現れ指導を乞うが、
昔堅気のフランキーは女のボクサーを育てる気などない。
しかし、連日ジムに通い詰めるマギーの頑固さに、
やがてフランキーの心が動いていく。




先日観た『クラッシュ!』の脚本力に魅了されて、
同じ脚本家の作品で、長いこと見逃していたこの作品を観た。

物語がフランキーの相棒スクラップのナレーションで綴られる意味を、
最後の最後まで見抜くことが出来なかった。
うーん、やっぱりすごい本だ。

クリント・イーストウッドといえば、イコール『ダーティー・ハリー』だった私だけれど、
こんなにいい俳優さんだったのかと。
そして、格闘技系が苦手な私が挫折せずにこの物語を観られたのは、
ただの根性モノではない人間ドラマだったから。

夢に向かうこと、叶えること、
そこに至るマギーの真っ直ぐな信念は、
絶望の淵に立ってもにゆるぐことがない。

そして、フランキーとマギーとの間に芽生えるのは、
なまぬるい愛情なんかじゃない信頼に裏づけされた情愛。

後半は胸を締め付けられる思いでいたのだけれど、
物語が終わり、タイトルロールも終わったとたん、
自分でもわからない感情が押し寄せて声をあげて泣いてしまった。


また★5つ出ちゃいました。
もう順番付けはやめようと思います。


2007.3.15 DVDにて
私的☆印  ★★★★★

2004年/アメリカ
【監督】 クリント・イーストウッド
【キャスト】 クリント・イーストウッド ヒラリー・スワンク モーガン・フリーマン
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by satsukiloves | 2007-03-15 23:35 | マ行


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